炎上とは、ネット上で何らかの問題が起きて、その問題が拡散され大きな注目を集めることを指します。今年も様々な炎上があったので、今回はその中からモンスターストライクというスマートフォンゲームの炎上事件を振り返ってみたいと思います。
今年、モンスターストライクでは新たなガチャキャラクターである「ギルザレンIII」が登場しました。しかし、そのキャラクターのデザインが一部のユーザーから「差別的だ」という声が上がり、炎上騒ぎに発展しました。特にアートディレクターであるイシイジロウ氏の発言が物議を醸し、コンピューターゲームのアートディレクターが「アートで表現するなら何でもいい」と発言したことでさらに批判が拡大しました。結果、イシイジロウ氏はコメントを削除し、謝罪することになりました。
また、先日発売されたばかりのモンスターストライクのコラボ商品「ダンまちコラボクリアファイル」も炎上を招くことになりました。クリアファイルの表紙には人気キャラクターのベルクラネルが描かれていましたが、目が不自然に大きく描かれていることや、女性キャラクターの胸が強調されていることがネット上で話題となり、セクハラだとして炎上しました。結果、モンストではクリアファイルを回収することになりました。
さらに、今年はアーティストである水曜日のカンパネラのボーカルであるコムアイさんがモンストのCMに出演し、そのCM内で行われたセリフが「若い女性を見るたびにタダで食事に連れて行かれるから客観的に最高齢になる」というものでした。このセリフが女性差別的であるとして炎上し、コムアイさんは出演を辞退することになりました。
以上が、今年起きたモンスターストライクの炎上事件の一部です。炎上はネット上で火がついてから止まなくなることがよくありますが、ユーザーの意見を真剣に受け止め、適切な対応をすることが大切です。これからもネット上で起きる様々な言葉のはしっこういを注意していきたいですね。
