天魔問題とは、スマートフォン用ゲームの一つであるパズル＆ドラゴンズ（通称パズドラ）の運営会社が行った炎上への対応が話題となった事件のことです。この事件で非難されたのは、同じくスマートフォンゲームのモンスターストライク（通称モンスト）の運営会社であり、パズドラの運営会社と比べると非難の声が少なかったことから格の違いが浮き彫りになってしまいました。
パズドラの炎上の原因は、ゲーム内で使用できるアイテムの価格が高すぎるというものでした。多くのプレイヤーから苦情が相次ぎ、運営会社は価格の見直しを行いました。しかし、その後もプレイヤーからの不満が続いたため、運営会社は謝罪文を出し、プレイヤーに対して優しい姿勢を見せました。
一方、モンストの炎上の原因は、ゲーム内での不適切なイベントの開催やバグの発生などがありました。しかし、パズドラのような大きな騒ぎには発展せず、運営会社は対応の早さや安定感が評価されました。そのため、パズドラの運営会社と比べると非難の声が少なかったのです。
これにより、パズドラの運営会社はプレイヤーに対して優しさや親身さを欠いているのではないかという批判が集まりました。一方、モンストの運営会社は適切な対応を行ったことで、プレイヤーからの信頼を得ることに成功しました。このように、炎上という危機に対しても運営会社の対応次第で格の違いが見えてしまったということが天魔問題と呼ばれています。
